フランカースキー!

主人公の乗機のくせに一回も話に出てきてないですね。いまだにどの型がどの形式番号か迷うし。
複座型を描き慣れたせいもあってか、今では単座のフランカーを見るとちょっと違和感を覚えます。キャノピーからエアブレーキまでの部分が妙に長く感じる。
まぁこんな事を書くのもなんですが、「おっさん・タイフーン」は大学時代に出版したサークル誌に載せた自分の漫画のキャラが一つの作品に全員登場したら面白い!みたいな実験的に描いた作品だったんで、まさか「外伝」のシリーズがここまで長く続くとは思わなかったんですけど、そんな大元のおっさんタイフーンでは形が良いからっていう単純な理由から爆撃機型のSu-32FNを描きました。並列の複座なんで最後のリーリャが上官を撃ち殺すシーンとか乗員同士の場面が描きやすいんですが・・
いざコミティアで出展するよってなったときに「やっぱり空中戦するよなー、ならやっぱりタンデム式の複座だよなー」ってことで当時フランカーファミリー最強と謳われたインド空軍用のSu-30MKIに心新たに変更。もともとSu-32は資料も少なかったし、やっぱりフランカーの複座はタンデムがメジャー!爆撃型は空中戦のイメージもないし。
しかし白洋海編ではSu-30MKIのウリの一つ、ベクタースラストに一度も触れる(一度も描いてない)事無く終わってますね。コブラはしてるがクルビットはしてないし。あと劇中では空母に着艦しちゃってますけど30MKIは着艦フック装備してないそうですよ。

ちなみに今の「北欧国編」のリーリャの乗機は普通のSu-30。普通って言っても本家ロシアでは高くてまだ数が揃ってないそうですけど。